赤帽なら安心！「2024年問題」の影響を受けない理由
- Kaori Fujita
- 4月29日
- 読了時間: 5分
2024年4月、物流業界に大きな変革が起きました。いわゆる「2024年問題」と呼ばれるトラックドライバーの働き方改革関連法の施行によって、運送業界では「人手不足」や「運賃の高騰」「配送の遅延」といった懸念が広がっています。
しかし、そのような中でも「赤帽（あかぼう）」は、比較的影響を受けにくい配送サービスとして注目を集めています。
なぜ赤帽はこの問題に強いのか？本記事ではその理由をわかりやすく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
そもそも「2024年問題」とは？
「2024年問題」とは、働き方改革関連法の一環で、トラックドライバーの年間労働時間が960時間に制限されることによって生じる、物流全体への影響を指します。
背景と要点
2024年4月から、時間外労働の上限が年間960時間に
長距離ドライバーや中小の運送会社にとっては、これまで以上に運べる荷物や距離が制限される
結果として「荷物が届かない・届くのが遅い・配送料が上がる」といった影響が懸念されている
国土交通省の試算では、2030年には約30％の荷物が“運べなくなる”可能性があるとされています。
なぜ赤帽は「2024年問題」の影響を受けにくいのか？
「赤帽」とは、全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会が運営する軽貨物配送サービスで、個人事業主が加盟して運営するスタイルです。
1. 軽貨物運送で長距離配送が少ない
赤帽は、基本的に軽トラックを使用した「短距離・スポット対応」の運送が中心です。
主な業務：小規模引っ越し、企業間の急送、医療品の配送、宅配サポートなど
一日100km以内など、運転時間が法規制の範囲内に収まるケースが大半
これにより、長距離輸送で労働時間制限に直面する一般の中型・大型トラックと比べ、影響が少ないのです。
2. 個人事業主で自己管理が可能
赤帽はほぼ全員が個人事業主です。つまり、業務の量やスケジュールを自己判断で柔軟にコントロールできます。
法令順守は当然としても、自己管理で稼働を調整できる強み
自らの裁量で休みや配送ルートを組めるため、無理な長時間労働を避けやすい
個人経営ならではの「自由さ」が、この問題に強くなる要因のひとつです。
3. 短時間・即日配送ニーズにマッチしている
「2024年問題」により、翌日配送・当日配送が難しくなることが予測されています。
しかし赤帽は、もともと「今すぐ届けたい」「今日中に届けたい」といった緊急・即日配送に特化した体制をとっており、こうしたニーズと非常に相性が良いのです。
例：病院への医療機器の緊急配送、企業間の書類・製品の即配
必要な時に必要な分だけ運べる「オンデマンド配送」が可能
これにより、大手運送会社の物流遅延の代替手段として選ばれるケースが増加しています。
実際に、以下のように大手運送業者で翌日時間指定配送が依頼できず、弊社赤帽プルミエカーゴをご利用いただいたこともあります。
「赤帽に依頼するメリット」とは？
「2024年問題」に強いだけでなく、赤帽には他にも多くのメリットがあります。
1. 運送費用が明確で割安
赤帽の料金は基本的に時間制または距離制で計算され、料金体系が非常にシンプルです。
例：距離制運賃で20km以内なら5,000円前後
不透明な「人件費」「燃料費調整」などが発生しにくい
小規模引っ越しや企業間の定期配送など、コストを抑えたい場合にぴったりです。実際に、以下のように企業の定期配送でご利用いただくケースもあります。
2. 小回りが利き、臨機応変な対応が可能
個人事業主だからこそ、以下のような対応が可能です。
早朝や深夜、土日の対応も相談しやすい
「急に荷物が増えた」「立ち寄り先を増やしたい」といった現場の変更にも柔軟対応
顧客との距離が近いため、柔軟性・人間味のあるサービスが魅力です。ときには飛行機や新幹線を利用して急いでお届けすることもあります。大手運送業者にはできない小回りが利くことも強みです。くわしくは以下の記事をご参照ください。
3. 引っ越しや宅配便の代替として使える
赤帽は単なる運送業者ではなく、軽トラックによる引っ越しサポートなども行っています。
ワンルームや学生の引っ越し、単身赴任の荷物移動に最適
荷物の積み下ろしも手伝ってくれるプランあり
大手引っ越し会社が予約で混み合っている時期などに、「穴場」として注目されています。
「2024年問題」を逆手に取る赤帽の可能性
むしろ「2024年問題」をきっかけに、赤帽のような柔軟で機動力のある配送手段への需要が増加しています。
EC事業者：大手宅配便の遅延や運賃値上げ対策として赤帽を利用
医療・福祉現場：指定時間・スポットでの緊急配送に赤帽を活用
製造業：部品や資材の緊急輸送に赤帽が重宝されるケースも
また、赤帽は地域ごとの組合に属しており、災害時の支援輸送や高齢者福祉のサポート輸送など、地域貢献にも力を入れています。
【まとめ】「変化に強い」赤帽という選択肢
物流業界の大転換となった「2024年問題」。この影響をまともに受けるのは、中長距離を扱う大手輸送会社が中心ですが、短距離・個人対応に強い赤帽は、むしろ注目される存在になっています。
自由な働き方・柔軟な対応・明確な料金体系
法改正にも対応できる運用スタイル
即日・緊急配送のニーズにジャストフィット
今後、物流がさらに多様化・個別化していく中で、「頼れる街の配送パートナー」としての赤帽の価値はますます高まっていくでしょう。小さな荷物、短距離からでもお客さまの大切な荷物をお運びします。ぜひ安心して赤帽プルミエカーゴにお任せください。
